2010年12月04日
ケガをしにくい打ち方

え?あの初めて日本に来たアメリカ人の





長嶋監督の元で、鳴り物入りでやってきた初の外国人だったのに、全然活躍しなかったっていう…

え?違うの??

…で、お馴染みのKAZNです(笑)
今日は、ケガをしにくい打ち方について考えます



やっぱり、ケガが多いのは、手首や肘みたいですね…
僕が思うに、1っの問題点は…
インパクトの瞬間の手首の状態です



インパクトの瞬間っていうのは、かなりの衝撃があって、その瞬間の手首の状態が、手首や肘にダメージを大きく与えてしまう可能性がある…しかも、そこから肩を痛める場合だってあるそうです



ケガをしにくい手首の状態は、インパクトの瞬間に手首がニュートラルポジションにあることが理想↓↓↓

手首のニュートラルポジションを説明するには、握りこぶしをしてもらえば、わかます!!
今、思いっきり握りこぶしを作ってみて下さい!!
一番、力の入る…その手首の形がニュートラルポジションになります



手首が折り曲がっていると、力が入りにくいと思います!!
手首の屈曲と伸展↓↓↓(力の入りにくい手首の動き)

手首の尺骨の動き、手首の橈骨の動き↓↓↓

…と、手首には色々な動きがありますが、こんなのは覚えなくていいです(笑)
よく、持ち方によって打つ打点が違うというのは…
そういう理由からもきてます



僕の考えだと…
グリップが薄い方が、ニュートラルポジションを作りににくいです…
高い打点で打とうとすると、自然に手首を使わないと返せないし…
バイオメカニックス的観点から言えば、エネルギーを伝えにくいためです!!
グリップが厚ければ厚いほど、手首の動きが制限され、エネルギーを生み出しやすいというメリットがあります!!
デメリットは、グリップが厚くなればなるほどインパクトゾーンが狭くなるので、低いボールの対応が難しくなったり、そういうデメリットをフットワークでカバーしないといけません…



しかし、ロジャー・フェデラーの持ち方は、セミイースタン、どっちかって言うと薄い持ち方で、手首や腕のひねりを使っています!!
そのため、フェイクショットも打てるし、多様性がある…
ケガをしやすい持ち方を、手首の強さがカバーしていると思います



持ち方は、それぞれメリット、デメリットがあるので…



究極、持ち方は何でもいい…と思いますが…
初心者に、フェイクショットや多様性を求めるのは、どうかと思うので、やっぱりケガをしにくく安定性があり、習得しやすいセミウエスタン位が理想になるんでしょう



もし…
手首や肘をケガをしている人は、インパクト時の手首の状態を見てみて下さい




そうそう!!
…って、やっぱりジョンソンだったのかよ


